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少額投資

少額投資でもハイリターンを狙える?おすすめの投資方法を紹介します

少額投資は元本が小さいためハイリターンは見込みにくい難点がありますが、方法によっては可能です。

この記事では、少額でハイリターンを得るための投資方法とポイントについて解説します。

 

少額投資でハイリターンは狙えるのか

 

例えば10万円までを少額投資として考える場合、10万円を投資して5~10%の利回りを上げることができれば、得られる利益は5,000円~1万円です。

これなら十分にハイリターンと考えてよいでしょう。

また少額であってもの積立投資を続けることで、複利効果によって数十年後に大きなリターンになる可能性があります。

ここでは、毎月1万円を積み立てた場合で、利率3%・5%・10%の3パターンでシミュレーションしてみました。

 

<条件>

毎月積立額:1万円(ボーナスなし)

利息計算方法:12ヵ月

 

<利率3%の場合>

積立期間 元金分 利息分 利息分(税引き後) 積立合計額
10年 1,200,000円 194,480円 155,000円 1,355,000円
15年 1,800,000円 454,765円 362,447円 2,162,447円
20年 2,400,000円 842,106円 671,158円 3,071,158円

<利率5%の場合>

積立期間 元金分 利息分 利息分(税引き後) 積立合計額
10年 1,200,000円 339,828円 270,842円 1,470,842円
15年 1,800,000円 818,088円 652,016円 2,452,016円
20年 2,400,000円 1,561,988円 1,244,904円 3,644,904円

<利率10%の場合>

積立期間 元金分 利息分 利息分(税引き後) 積立合計額
10年 1,200,000円 766,885円 611,207円 1,811,207円
15年 1,800,000円 1,997,053円 1,591,651円 3,391,651円
20年 2,400,000円 4,153,850円 3,310,618円 5,710,618円

 

少額でハイリターンが狙える投資

 

少額でハイリターンが狙える主な投資方法には、以下のようなものが挙げられます。

 

不動産投資(クラウドファンディング)

不動産投資は、家賃収入でローンを返済し完済後に純資産となって大きなリターンを得ることができる投資です。

例えば5,000万円の物件を頭金20%(1,000万円)で購入し、ローン完済後に3,500万円で売れた場合、1,000万円の投資で2,500万円の利益を得たことになり、大変効率の良い投資といえます。

ただし現物不動産に少額投資することは難しいため、不動産クラウドファンディングやREIT(不動産投資信託)といった形で投資する方法も選択肢の一つです。

特に、不動産クラウドファンディングであれば1万~10万円程度(銘柄や案件によっては10万円を超えるものもあります)といった少額から投資ができます。

 

株式投資

株式投資は100株を1単元として購入するのが一般的です。

しかしネット証券の台頭により単元未満株(1株単位)にも投資しやすくなりました。

日本を代表する優良企業にも数百円~数万円で投資でき、なかには配当利回りが5%を超える銘柄もあるため、このような個別株の保有でもハイリターンが期待できます。

ただし株価に連動して利回りは変わるため、日によって利回りが異なる点に注意が必要です。

ほかにも値上がりした場合のキャピタルゲインや銘柄によっては株主優待も得ることができるため、総合利回りではかなりのハイリターンになる銘柄もあります。

 

FX投資

FX(外国為替証拠金取引)投資は、米ドル/円など2ヵ国のペア通貨を売買して利益を上げる投資方法です。

利益を上げる主な方法は、買った通貨の値上がりによるキャピタルゲインとスワップポイントを得ることによるインカムゲインがあります。

キャピタルゲインの一例としては、米ドル/円に1,000通貨単位で投資した場合、円安方向に1円動くと1,000円の評価益が発生します。

例えば1米ドル150円のときに1,000通貨(15万円)購入した場合、1米ドルが151円になると15万1,000円になるといった具合です。

またインカムゲインでは、低金利の通貨を売って高金利通貨を買った場合、金利の差額となるスワップポイントを受け取ることができます。

つまり高金利の外貨預金と同じような効果が期待できると考えてよいでしょう。

 

少額でハイリターンを狙うためのポイント

 

少額でハイリターンを狙うためには、行うべきポイントがあります。

特に以下の3つのポイントは、重要になるため、実行するようにしましょう。

 

長期投資

少額投資でハイリスクを狙うためには、長期投資を前提に考えることがおすすめです。

なぜなら長期投資は、複利運用で加速度的に資産を増やすことが期待できるからです。

例えば株式投資であれば受け取った配当金を同銘柄へ再投資することでと、持ち株数が増え、比例して配当金も雪だるま式に増えていきます。

 

分散投資

一般的な投資と同様に、少額を投じる場合でも分散投資は基本です。

もし1つの投資商品に全資金を集中してしまうと価格が上がったときは大きな利益が見込めますが、下降相場に入ると塩漬け(買い値を下回り、売ると損になる状態で保有し続けること)になってしまうなど身動きがとれなくなります。

場合によっては、暴落によって資産の大半を一気になくしてしまう可能性も否めません。

株式や投資信託、不動産小口化商品、純金積立、エマージング債券などカテゴリーを分散することが大切です。

これにより1つの投資商品あたりのリスクを小さくできます。

 

節税できる制度を活用する

NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)など配当金や運用益が非課税になる制度を確実に活用することもポイントの一つです。

証券投資にかかる譲渡所得税の税率は、一般的に20.315%(復興特別所得税含む)です。

例えば10万円の利益があっても2万315円の税金を引かれてしまいます。

非課税制度を上手に活用することで、投資パフォーマンスを大きく上げることができます。

 

ローリスクで高利回りを狙うなら不動産クラウドファンディングがおすすめ

 

ハイリスク・ハイリターンという言葉があるように、リターンが高いほどリスクも高いのが一般的です。

しかし例外的に、比較的ローリスクで高い利回りを狙える投資先として不動産クラウドファンディングがあります。

不動産クラウドファンディングが比較的ローリスクである理由として「少額で投資できる」「値動きがない」「投資家保護が徹底されている」などがあります。

現物不動産への投資は、一般的な物件で数百万~数千万円、エリアや規模によっては数億円かかることもあります。

不動産投資は事業であることから融資を受けることができ、購入時はローンを組むのが一般的です。

ローンを組むと金利上昇リスクや返済が滞ることがないかなど心配があります。

その点、不動産クラウドファンディングのような不動産小口化商品は1万~10万円の少額で不動産に投資できます。

また、不動産クラウドファンディングは売買市場がないため、価格が変動することはありません。

例えばJ-REIT(上場不動産投資信託)の場合は、株式と同様に値動きを見ながら購入したり売却したりできることはメリットですが、下降相場になった場合は評価損を抱える可能性があります。

一方不動産クラウドファンディングは価格変動がないため、日々の価格を見て一喜一憂する必要がありません。

また株式のように好きなときに売却できない点はデメリットといえます。

しかし基本的に満期まで保有しておけばいいだけのため、「ほったらかし投資」としても有効です。

加えて、不動産クラウドファンディングは、投資家保護が徹底していることもローリスクといえる理由の一つです。

各事業者やファンドによっても異なりますが、投資家を保護するための仕組みが充実しているため、元本割れしにくい商品といえます。

 

まとめ

今回は、ハイリターンを得るための投資方法とポイントについて解説しました。

比較的ローリスクで高い利回りを狙える投資先として不動産クラウドファンディングがおすすめです。

この記事が、みなさんの投資をはじめるきっかけとなれば幸いです。

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